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カリキュラム

自主的個別保育 『 言語教育 』

言語教育の目的は、子どもが言葉を通じて素晴らしいコミュニケーションでき、調和ある人格を形成することです。
書くための手の準備や、物の動きにも名前があり、それを読む楽しさ、文の構成の成り立ちを知り、自分で書いてみる。
言語教育では、絵カード、文字カードなど、それぞれの発達段階に即した教具を使い、
「話す、読む、書く」の作業を通じて語彙を豊かにすることを目指します。

"言語教育"の教具
壁文字

ひらがなの五十音の配列を認識します。
砂文字板の文字と同寸なので、砂文字板で練習中の文字が、五十音のどこに位置しているかを確認することができます。
砂文字版

木製のひらがなの砂文字板です。砂の部分を正しい筆順で指でなぞり、発音して、文字を学びます。
モンテッソーリの言語教育には不可欠な教具です。
五十音の板

ひらがなの五十音の積み木を使って、文字をバラバラにし、行、段の組み立てで五十音の配列を理解します。
ひらがなゴム印

自分の名前を、ゴム印を探して押したり、言葉づくりの作業を通して、言葉を構成する音に気付かせます。書く動作の基礎準備をします。
五十音の箱(かなくら)

絵カードの名称を文字カードで作成し、正しい発音練習をすることにより、清音、濁音、半濁音、拗音、促音、長音、拗長音などを理解します。
文字写し

正確に書かれた文字の上に写し紙を乗せてフェルトペンでなぞります。観察力、秩序、意志力、集中力を身につけます。
鉄製はめ込み

図形の枠を紙の上に置き、鉛筆で枠取りします。鉛筆で文字を書くための準備をします。
絵合わせカード

見本の絵と同じカードを見つける教具です。同一性探しは、子ども達の発達段階においても重要で、語彙の拡充につながります。

 モンテッソーリ教材

おしごとにはモンテッソーリ教材を使用します。教具、教材は『日常生活の練習』『感覚教育』『言語教育』『数教育』『文化教育』という5つに領域に分かれており、子どもたちの発達や興味に合わせて環境が設定してあります。また、教材は教師側が与えるのではなく、子ども達自身が選択します。子どもの主体性を尊重し、各々の発達や興味に合わせて自由に活動させることによって、子どもたちの自立心が高められるのです。職員は、定期的に園内及び外部の専門的な研修を受け、技術の向上に努めています。自園では、この教育法を取り入れ、就学児前には心身ともに自立し、「自分の事は自分でできる」事を目的とした成長発達を促していきます。

※モンテッソーリ教育とは イタリア初の女性医師として知られるマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。それぞれ発達段階にある子どもたちを援助し「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことです。この目的を達成するために、子どもを観察し、そこから得た事実に基づいて教育法を構成し、独自の体系を持つ教具を開発していきました。その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学等の成果によって証明されています。
参考URL:http://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/about.php