【2020.04.08】
2020年新年度が始まりました。
子ども達の元気な声が園庭に響いて、何だかウキウキしてくる春を感じています。
しかし、今年の4月はいつもの4月ではないようです。コロナウイルス感染症が日本中で発生しています。長い間保育に関わっている私たちにも、こういう状況で保育を行うのは初めてで、毎日どうすれば子ども達を守れるか試行錯誤して、職員一丸となって保育に当たっています。そして皆様にも毎日多大なご協力を頂いておりますこと感謝申し上げます。
そんな中ついに山梨では0歳児の乳児が新型コロナウイルスに感染し、重い症状で治療を受けていると報道がありました。若者や乳幼児は重症化しないのではと思っていましたがそんなことはないのだと、改めて気を引き締めなければならないと思いました。
このような状況を受け、聖徳保育園グループでは、緊急の会議が開催されました。そこで話し合われたのは、通常の保育をできるだけお子さんや保護者の皆様に提供することを第一に考えていこうという事です。
まず、3つの「密」を避けるという事です。「換気」「密集」「密接場面での会話」。保育園でも、できるだけ通園している子ども達の安全を守るため、この3つに注意し、保育にあたりたいと思っています。また、保育園室内には、なるべく多くの人の出入りを少なくし、園児以外からウイルスが持ち込まれないように注意していきます。
そして一番大きく変わったところは行事の取り組みです。今 私たちに出来る事という事で、なるべく大きな集団を作らないことを前提に今年度の保育計画を立案し直しがされました。
これを受け、コロナウイルス感染症がおさまるまで、たくさんの人が集まる行事を延期、中止していくことになりました。
園児だけでなく、保育士にも、この3つに気を付けて生活してもらえるよう、しばらくは混みあった場所に出かけたり、感染が多く確認されている場所へ出かけたりすることは控えていくよう指導も受けました。
どんなに注意していても、このコロナウイルスに感染してしまうかもしれません。感染症のリスクを少しでも回避できるよう、この時期今まで行っていた行事等も中止、延期になります。本当にこの決断は、私たち保育士にとっても本当に悲しい思いでいっぱいです。たくさんの経験が子ども達を成長させ、自立させてくれると信じ、保育を行ってきました。素敵な楽しい思い出をたくさん子ども達に提供できるよう頑張ってきました。しかしコロナウイルス感染症のおかげで、取りやめなければならないという決断をするのは断腸の思いです。しかしまずは子ども達の園生活、命を守ることを優先させて頂きたいと思い、少しでもお子さんが楽しめるプログラムを用意し、保育園生活を考えていきます 。
今後も自分たちでできることはしっかり行い、保育を行っていきたいと思います。保護者の皆様、園児の皆様にもいろいろご協力をお願いすることが、今この時期あると思いますが、どうぞこの状況をご理解の上、子ども達の安全な生活つくりにご協力いただければと思います。
今は安全をまず意識した上で、少しでもお子さんが楽しめるプログラムを用意し、保育園生活を考えていきます。そして、また行事が出来る環境が整ったら、柔軟的に再開していきますので、楽しみにお待ちいただければと思います。
みんなでコロナウイルスに負けず、頑張っていきましょう！
2020年4月1日
聖徳グループ
理事長 秋山 順弘
１ 入園式・・・新入園児1名につき保護者1名
進級式・・・在園児参加 入園式終了後、部屋を清掃したのち進級式を行います
＊部屋の消毒・換気を十分にしてから会を行います。
２ 保護者総会 中止 後日紙媒体で保護者会決算報告等をさせていただきます。
詳細は後日お知らせいたします。
３ 花まつり 園児のみで行います。
４ お泊り会 園内児童のみで行います。
５ サマーキャンプ 実施なし
６ 保護者参観 実施なし
７ 総合避難訓練 避難訓練等 園の安全を確保する上必要な措置 は実施 園児のみ 法定等に係り作業する最低人員の立ち入り
８ 奉仕作業 中止
９ その他三密リスクを伴う保育等は原則行わない形で予定をしてゆきます。
その他
１ 10月以降の行事については後日連絡いたします。（運動会 ありがとうまつり他）
２ コロナウイルス感染症の終息状況にて、安全が確認されたら、柔軟的に行事を再開できればと考えております。日立市の状況を確認して進めていきます。
３ 子育て支援事業 休会します。
４ 外部教師（音研 コスモ ピアノ 英語 学研等）はそのまま継続指導
体温・体調確認し指導に当たっていただきます。
５ 園内で園児だけで実施する行事はDVＤ販売を行いますので、ご覧いただければと思います。なお、写真も園の生活の写真や、園内で行った行事等を思い出ドットコムに掲載しますので見て頂ければと思います。詳細は後日お知らせいたします。